「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」観てきた！
いやー最高だった！
D&Dといいこれといい、ゲーム愛に満ちた映画を観られる機会が続いてとても幸せだ。
「こういうのが観たいんでしょ？」というのを制作陣がちゃんと分かっていてそれを期待を裏切らずにちゃんと表現してくる感じ。
「分かるひとだけ分かる」みたいな要素もD&D映画と同様かなり多いのだけれど、「いやさすがにマリオは分かるひとの方が多数派でしょ」って感じで開き直ってるような展開も多々ありすごい。
「直ドリだー！ DSの寿命が縮むー！」とか叫びながら観たかったよ。
あとBGMの編曲の善さよ……。
ゲーム音楽なだけあって色々な場面を象徴するようなドンピシャな曲が次から次へと流れて最高だった。
現実世界のブルックリンからキノコ王国へ……という流れは『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』と同じだから普通にスルーしてしまったけれど、よく考えたら『魔界帝国の女神』をみんなが観ている訳ではないだろうし結構新鮮なのかもしれない。
イルミネーションーーー！ って感じの活き活きとした動きも最高。
原作がアクションゲームであることと絶妙に噛み合ったテンポ。
というかこれ上映時間92分だったの？？
キャラクター設定とかを誰もが知っている前提の構成だから短くまとめられるというのもあるけれど、それ以上にある種の完璧な引き算で90分前後にまとめられた傑作って「本当にそんな短い間の体験だったか？？」って混乱するくらいの濃密なイリュージョンになるよね。
