WWDC途中まで観てたけど、自分に響く情報はあんまりなかった感じ。
Apple Musicが空間オーディオに対応したのは早速聴いてみた。
前後の振り分けはともかく、前方だけでも音の発信源が手前/奥に分かれているのを感じとれてなかなか面白い感じ。
とはいえ上手く活かすのは難しそうだなあ。
オーケストラ演奏みたいな音の発信源が多い音楽なら位置の分解能が演奏の再現に直接結びつくから良さそうだけれど、そうじゃないと単にステレオの延長にとどまるか、奇を衒ったような演出になっちゃいそう。
オーケストラの録音ってどんな感じでやってるのか知らないけれど、ドルビーアトモス前提で録音された演奏が増えるならなかなか良い感じの未来が見えそうか。
ハイレゾは試してみようとしたらWindowsのiTunesはまだ対応されてないらしく諦め。
空き時間にちびちび読んでた三体IIIを読み終えてしまった。
3巻はもはや人類の壮大な神話という感じで、本当に書くところまで書ききったという感じ。
前巻・前前巻から続くプロットの構築もこれだけの規模でありながら無駄がないし、何より開き直ってワイドスクリーン・バロックとしての本領を発揮していてめちゃくちゃ面白い。
未知の科学原理を堂々とそれらしく描くところも大好きだ。
次元とか時間のもはや名状しがたい描写までいくと、文章という都合良く描写不可能な部分は隠せるメディアの美点を感じるよね。
確かnetflixでドラマ化されるという話だったと思うけれど、映像だとどうなるんだろうね。
まあインターステラーとかよくできてたからどうにかはなるのだろうけれど。