63個のトピックを切り口に、古今東西の建築思想を紹介する本。
そのものずばり建築の話に限らず、都市論のような話題が出てきたりもする。
写真の代わりにある程度抽象化されたイラストが使われているので、図の中のどこに着目すれば良いのかが分かりやすくてありがたい。
国内外のトピックで章分けされたりはしていないので、突然ぽんと日本国内の話が置かれていたりもする (とはいえあくまで西洋文化の受容や超克についての話だったり、そもそも現代のトピックだったりするので、建築思想史自体が単一の技術ツリーであるかのような印象は受けてしまった)。