コロナ禍などの影響で注目が集まったコンテナ輸送について、その仕組みや課題、主要な航路やプレイヤーなどを直近のトピックも織り交ぜて教科書的に解説する本。
コンテナ船はコンテナ単位で荷主が存在するため荷主の数が多く、あらかじめ決められた運航スケジュールを守る必要性が高い。
そのため、船が満船でなかったとしてもスケジュール通りに出港しなければならず、航路の部分部分で輸送する荷物の量に差が出ることになる。
そうなるとコンテナの箱そのものが特定地域に留まってしまい、輸出国ではコンテナの空箱不足が発生する……etc
