2023-08-08 20230807 「線」の思考 (新潮文庫 は 50-3)作者:原 武史新潮社Amazon読んだ。 鉄道沿線の宗教施設や産業の遺構を巡り、その経緯を紐解いていこうとする旅の記録。厳密な推論をしていくタイプの硬い本ではなく、あくまでもテーマのある旅行記的な読み物。 「このような対比で見るとこれって面白いんじゃないか」みたいな切り口を提供してくれる本。 必要とあらばしっかり現地で人にインタビューをしていくのはさすが学者さんの旅だなあという感じ。あとやっぱり躊躇なくタクシーを使い倒せば無理なく色んなところを回れるものなのだな……と。