『ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』観た。
前々から『狂気山脈』だとか言われていて気になってはいたのだけれど、モチーフを仄めかしているだけであくまでもストーリーの骨子はドラえもんオリジナルって感じ。
それでもその扱いは上手くて、元ネタを知っているほどにニヤリとできたり、あるいはミスリードされる仕組みになっていて本編がコンパクトに纏まっている割に見どころが多い作品だった。
テンポは良いし伏線も気になるし、TRPGのシナリオとして出してもかなり楽しそう。
あと、声優さんが変わってからのドラえもんは多少性格が変わったと聞いていたのだけれど、今でもちゃんとみんなの兄貴分なのだなあと感じて安心してしまった。
子供たちが一番楽しめるように道具を小出しにしてでも冒険を演出するの、大人目線で見ると本当に良いキャラをしてる。
ところであのまま地球が一度凍るのが正史である可能性に言及されないのはちょっと「あれ？」とはなった。
